京都府自転車活用推進計画

一人ひとりの目的に合わせて自転車を楽しく活用し、
安心・安全、快適なサイクル環境を実現

「京都府総合計画」の将来構想を踏まえて、自転車が有する可能性を活かし自転車の利活用を推進していくため、京都府では「一人ひとりの目的に合わせて自転車を楽しく活用し、安心・安全、快適なサイクル環境を実現」という基本理念を掲げています。
基本理念の実現に向け、「つかう」「つくる」「まもる」の3つの視点から施策展開を進めます。

つかう
つくる
まもる

つかう

誰もが自転車の楽しさや便利さを実感できる環境の実現

  • 自転車は身近に利用できる乗り物で、利便性、機動性に優れており、健康に良く、環境にやさしいというメリットがあります。
  • 京都府の魅力発信、暮らしの向上、賑わい創出、地域活性、健康増進、災害対応など、様々な場面において、自転車を活用し、多くの人が自転車の楽しさや快適さを実感できる取り組みを進めます。
主な取組み
  • 1歴史、文化、自然を感じるサイクルツーリズムの推進

    • 官民連携によるサイクリング環境の整備
    • 官民連携による観光ツアーの実施
    • 自転車を活用したまちなか観光による新たな魅力創出
    • 自転車の活用による地域の魅力発信
    • サイクルトレイン等の実施検討
  • 2サイクルスポーツ振興の推進

    • サイクリングイベント等の開催
    • 自転車競技環境の整備支援
    • 既設競輪場や公園等の有効活用の促進
  • 3自転車を活用した健康づくりの推進

    • 健康増進の広報啓発
    • 楽しい健康づくりの促進
  • 4自転車移動の促進

    • 交通手段の転換(モーダルシフト)
    • 移動手段の共有(ムーブシェア)
    • 自転車通勤の広報啓発
    • 自転車に親しむ機会づくり
  • 4災害時における自転車活用の推進

  • 5多様な自転車の普及促進

つくる

誰もが安全で快適に利用できる自転車環境の実現

  • 自転車を利活用する機会が増える中、歩行者の安全を確保し、自転車を利用する誰もが安全・快適に自転車を利用できる環境整備を進めます。
  • また、自転車は将来の都市交通を担う重要な手段の一つとして捉え、公共交通と自転車の連携強化を図り、地域のニーズに応じた環境整備を進めます。
主な取組み
  • 1自転車通行空間の計画的な整備推進

    • 自転車活用推進計画の策定推進
    • 自転車通行空間の整備及び改善
    • 道路標識・道路標示・区画線の設置及び信号機の運用
    • 多言語対応の案内看板等の整備
  • 2サイクリスト受け入れ体制の充実・道の駅等との連携

  • 3違法駐車の取締り等による自転車通行空間の確保

    • 停車帯の設置・違法駐車の取締り
    • 駐車監視員による違反車両の確認
    • パーキング・メーター等の撤去の検討
    • 荷さばき用駐車スペース等の検討
  • 4まちづくりと連携した総合的な取組の実施

    • シェアサイクルの普及促進
    • ニーズに応じた駐輪場の整備促進
    • ゾーン30やゾーン30プラスによる安全対策の実施

まもる

みんながルールを守り、お互いが安心して利用できる自転車環境の実現

  • 自転車を利用する人は子どもから高齢者まで幅広く、その運動能力や利用実態は様々です。また、最近は外国人の利用者の増加や、新たなモビリティが登場しています。
  • 一人ひとりがルールを守り、お互いが安全に安心して自転車を利用できるよう、広報啓発や指導・取締りの徹底、利用者の実態に応じた安全教育を進めます。
主な取組み
  • 1安全性の高い自転車普及の促進

    • 安全性の高い製品購入につながる広報啓発
  • 2自転車の点検整備の促進

    • より安全な自転車の点検整備を促進するための広報啓発
  • 3自転車の安全利用の促進

    • 自転車安全利用五則の活用等による効果的な広報啓発
    • 交通安全意識向上を図るための広報啓発
    • 自転車運転者講習制度の着実な運用
    • 交通安全に関する指導技術の向上
    • 自転車通行空間の整備に合わせた通行ルールの広報啓発
    • 地域交通安全活動推進委員等による指導啓発
    • 危険・悪質な運転者への対応
  • 4利用者の実態に応じた自転車安全利用の充実・強化

    • 幼児・保護者等に対する交通安全教育の実施
    • 学校等における交通安全教育の実施
    • 事業所における交通安全教育の実施
    • 高齢者に対する交通安全教育の実施
    • 外国人に対する交通安全教育の実施
    • 自動車運転者に対する交通安全教育の実施
    • 交通安全教室の講師へ向けた講習会実施
    • 通学路周辺の安全点検の実施
  • 5自転車保険の加入促進

    • 自転車保険加入促進活動

自転車活用推進計画- 第2次京都府自転車活用推進計画より

自転車の活用による環境負荷の低減、災害時における交通機能の維持、国民の健康増進等を図ることなど新たな課題に対応するため、交通の安全の確保を図りつつ、自転車の利用を増進し、交通における自動車への依存の程度を低減することによって、公共の利益の増進に資すること等を基本理念とする「自転車活用推進法」(平成28年法律第113号)が平成29年5月1日に施行され、同法第9条に基づき、自転車の活用の推進に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本計画である「自転車活用推進計画」(以下「国の推進計画」という。)が、平成30年6月8日に閣議決定されました。
京都府においては、行政、事業者、府民等の関係者が連携・協力して、ソフト・ハード両面から、自転車の活用による地域の活性化等に向けた取組を総合的・計画的に推進するための指針となることを目的とした、同法第10条に基づく「京都府自転車活用推進計画」(第1次計画)を令和元年12月に策定し、「つかう」「つくる」「まもる」の3つの視点から自転車の活用推進に向けた取組を進めてきたところです。このような中、我が国の自転車の活用推進に関して基本となる計画である第2次自転車活用推進計画が令和3年5月18日に閣議決定され、また、京都府の目指す方向性を明らかにした「京都府総合計画」が令和4年12月に改定されています。これら上位計画の改定と昨今の社会情勢の変化等を踏まえ、また、今後の社会の動向を見据えつつ、持続可能な社会の実現に向けた自転車の活用の推進を一層図るため、第2次京都府自転車活用推進計画を策定します。

第1次計画:令和元年12月策定
第2次計画:令和5年12月策定